ピグマリオン学育メソッドの開発者である伊藤恭先生の著書、本物の幼児教育とはについて紹介します。
こちらは、Yahooショッピングであれば単体でも購入できますが、ピグマリオンの家庭学習教材である幼児能力開発講座:第1グレードのセットにも
2才児のさんすう(本)も含めて教材とセットで販売されています。つまり、ピグマリオンの教材を使う前に理解しておいて欲しいと思われている内容が書かれているということなのでしょう。
幼児教育は楽しい!
育児って大変、幼児教育ってお勉強ばかりでかわいそう、そんな風に思っていませんか?先取りや算数のピグマリオンというイメージとは裏腹に、愛情たっぷりに子供を育てることを一番に考えて、指導すべきというのが伊藤先生の考えです。すべての親は幼児教育を行っていて、それは親子共に楽しくあるべきというようなことが書かれています。
早くから勉強や受験のことが気になりがちな教育ママにも、そもそもの子育てとは?を見つめ直させてくれるようです。
指先の発達を重視しているけどその前に…
ピグマリオンメソッドでは、指先を十分に発達させることで、能力が育ちやすくなると言われていますが、この本ではその前段階として、粗大運動(全身運動)の発達についても触れられています!
当たり前ですが、生まれたばかりの赤ちゃんのねんね期から始まって、体を動かせるようになるまでの発達もありますからね。その上で、3歳児までの粗大運動の発達の目安も書かれているため、妊婦さんや0歳児の親御さんに役立つ情報まで掲載されているので、早く読んでおいて損はないです。
ピグマリオンのカリキュラムも掲載!
ピグマリオンメソッドでどんなことを、どんな順に行うかが説明されています。初版が古いので、天地パズルの代わりにタングラムと書いてあるなど、現在とは一部違う部分もありますが、基本的方針は変わっていません。
また、2~4歳児の基本グレード・4~5歳児の初級グレード・5~6歳児の中級グレードのカリキュラムと、カリキュラムの組み方も書かれています。ピグマリオンやその他の家庭学習を進める際の一つの指針になります。
2才児のさんすうとセットで最強の乳幼児教育
「本物の幼児教育とは」と2才児のさんすう(本)を読んで実践するだけで、ピグマリオンメソッドの根幹は分かります。それだけでなく、家庭でも取り入れられるノウハウがぎっしりと詰まっているのがとても良いです。わが家もカリキュラムをマネして、「2才児のさんすう」と「まず、この3つの能力から」に追加して、子供の能力を育てていきたいです。