2才児のさんすうを2歳8ヶ月の娘が開始

アイキャッチ教材

娘が2歳8ヶ月になり、「2才児のさんすう」を始めました。ピグマリオンの教材にきちんと取り組ませるのは今回初めてです。というのも、長男の頃は幼い子に算数をさせるという発想がなく、知育玩具で遊んだり、文字や地図を教えたり、英語に少し手を出したり・・・ということを行っていました。

しかし4~5歳のときに、数をまとまりとして捉えられていないことに気づきました。いろいろ調べた結果、ピグマリオンメソッドにたどり着き、ヌマーカステンやドット棒を手作りして、20までの数の定着をさせたという経緯があります。なので、今回は待ちに待った、適齢期でのピグマリオン開始です!

ピグマリオンメソッドとは?

ピグマリオン幼児教室の家庭学習用の教材です。思考力と算数の能力を同時に伸ばすメソッドで、心を創る教育法として具体物を使って、手を動かして算数の力を養っていきます。実際に、ピグマリオンの幼児教室に通っていた子はその後、関西の全国模試で優秀な成績を収めたり、中学受験で最難関中へ合格したりしています。

関西の中学受験は、算・国・理の3教科受験の学校も多く、特に大変と言われる算数の基礎を作る知育・教育方法としても、ピグマリオンは人気があります。また、灘中学への合格者数No1の浜学園の幼児教室「はまキッズ」でもピグマリオンの学具を使用しているので、関西の教育熱心な家庭では有名な教材なんです。

そんなピグマリオンメソッドの中でも、人気なのが2才児のさんすうセットです。

こちらは、ピグマリオンメソッドの最初の一歩として、2歳の子に数を学ばせるための指南書と教材のセットです。直営のオンラインショップ以外ではYahooショッピングでしか取り扱いがありません。新品にこだわりがなければメルカリで探してみるのもありでしょう。

ピグマリオンをお得に試す方法

セットを買う勇気はない・少しでもお得に知育を進めたいというには、本(2才児のさんすう)のみの購入というのもおススメです。実はこの本、指南書として使えるのはもちろんのこと、それぞれの学具を手作りする方法や、等倍コピーをするだけで完成する絵カードのページまであるんです!しかも、本の単体購入ができるのは、Yahooショッピングだけです。

強いて言えば、販売されている学具はドット棒が赤と青のところ、手作りのものは白黒になってしまいます。絵カードも自分で色ぬりをしなければいけません。そういう部分が面倒だと思わない方には、最高の一冊かと思います。

ドット棒の手作りについて

本家のドット棒も紙製ですが、手作りする場合は好みの素材に張り付けたり、強度を増したりさせることは結構簡単です。厚紙やラミネートも良いですが、個人的には印刷できるマグネットシートがおススメです。100円ショップでも1枚入りを100円で売っています。私はダイソーで購入した「マグネットシート マット紙」に台紙・ドット棒を印刷して切り分けました。

マグネットシートで作るメリットは、ホワイトボードや冷蔵庫に貼り付けて使えることです。本家は紙製ですべるので、小さい子には扱いにくい部分もあります。その分、巧緻性がアップするのでしょうが、集中させやすいので、ドット棒A(3までの数)とB(5までの数)はマグネットシートがおススメです。

※ただし、印刷できるマグネットシートは薄いので、少しはがしにくいです

ヌマーカステンは手作りor購入?

息子の時代にヌマーカステンを手作りしたことがありますが、正直大変でした。ちょうどよいサイズの入れ物を探したり、中に入れるビー玉を探したり…。今なら確実に購入の道を選びますね。ヌマーカステンはYahooショッピングでの単品販売もありますが、どうせ買うなら2才児のさんすうセットや、その他のセットを購入した方がお得かな、と思います。

需要があるかわかりませんが……参考までに、作ったものはこちらです。(使用感たっぷりなのはご容赦ください)

セリアで買った透明のケースに壁紙シートを張って、背景と蓋の半分を白にしました。間の仕切りは家にあった何かの厚紙で作って、テープで固定しています。ビー玉はなるべく同じ色が多いセットを選びました。

2歳8か月現在の取り組み方法

ピグマリオンのセットにプラスした取り組み方法を紹介します。

数絵カード

像や鯉の絵カードも使いますが、ダイソーの「かずカード」も利用しています。表面が1~10までのドットやイラストで、裏面が数字という作りです。いくつ?どっちが多い?などの取り組みに使えます。「+」「-」「=」のカードもありますが、こちらは、まだ使いません。

サイコロ

2才さんすうにあるサイコロを手作りしているのはもちろんですが、展開図を使って、一緒にサイコロを作っています。シールをはってもらい、オリジナルのサイコロを使えば、競争ゲームもさらにはかどります。

おさかなつりゲーム

こちらも、100円ショップに木製のつりざおが売っています。2才児のさんすうセットにもつりざおは入っていないので、セット購入の方にもおススメです。折り紙で追加のお魚を一緒に作っても楽しいです。

始めるなら早いうちがベスト!

個人の能力差もあるので、娘の算数の能力がどこまで伸びるかはわかりません。ピグマリオンメソッドメソッドの自発的・自立的な「思考力」を育てるため教育方法に触れることは、勉強面だけでなく、心の成長にも大きな影響が出るでしょう。そして、グレードを上げるごとに、算数や論理的な思考力が飛躍的に伸びるであろうことは、その先の教材を見ていても簡単に想像ができます。娘とは、まずは2才児のさんすうを行い、その後もグレードアップして一緒に学んでいく予定です。