LaQ鉄道大百科が出た!掲載車両をすべて紹介します。

知育・早期教育

大人気知育ブロックのLaQ(ラキュー)の公式ガイドブックとして、「LaQ鉄道大百科」が発売になりました。 この本の良い点は、とにかく車両の掲載数が多いところです。各種新幹線だけでなく、ロマンスカー、スカイライナー、ラピート、蒸気機関車、貨物列車…等々、人気車両がずらりと並んでいます。 これ、電車好きでLaQ好きにはたまりません!それでは、こちらの本の内容と魅力を詳しく紹介していきます。

作れるモデルの種類

この本で作れるモデルは3種類に分けられています。作ったもので遊ぶことを想定して掲載されているのが良いですね。

作って遊べるモデル

ジオラマや、ハマクロン(タイヤパーツ)を使って走行が楽しめる車両です。ジオラマは以下のようなものが掲載されています。

  • 環状線
  • 動く1両ジオラマ
  • 立体交差
  • 道路に沿った高架橋
  • 道路と交差した高架橋

そこそこ複雑で、パーツもたくさん使うので中級者以上向けですが、本を見ているだけでも、わくわくする出来栄えでした!

また、情景として、ビル・桜の木・富士山など、比較的簡単に作れる単体のモデルもあるので、LaQを始めたてお子さんや、あまりピースを持っていない場合でも楽しめます。

作って飾るモデル

N700S のぞみ

四角のパーツ1~3個分の幅の車両が紹介されています。作り方が図解されているものと、完成写真だけ載っているものがあります。

鉄道関連アイテム

信号機、車両止め、踏切、マスコンの作り方が紹介されています。信号は現在主流のものだけでなく、腕木式信号機もあります。踏切は小さい車両と遊べる簡易モデルも写真で紹介されています。マスコンは運転士さんが使う懐中時計までついていて、作りごたえも遊びがいも抜群です!

作れる車両一覧

1ピース幅車両

  • 北海道新幹線 H5系 はやぶさ
  • 秋田新幹線 E6系 こまち
  • 北陸新幹線 E7系かがやき
  • 東海道新幹線 N700S のぞみ
  • 山陽九州新幹線 N700系 みずほ
  • 東海道新幹線 0系
  • 山陽新幹線 500系(通常、Type Eva、ハローキティ)
  • ドクターイエロー
  • ALFA-X
  • JR東日本 特急 成田エクスプレス
  • JR東日本 E353系 特急 あずさ
  • 京成スカイライナー
  • 小田急ロマンスカー MSE
  • JR西日本 特急 はるか
  • 南海ラピート
  • JR九州 ゆふいんの森
  • JR九州 特急 787系
  • 寝台特急 トワイライトエクスプレス
  • 寝台特急 カシオペア
  • 寝台特急 北斗星
  • 山手線 E235系
  • 東京メトロ 銀座線
  • 東京メトロ 半蔵門線
  • 千葉モノレール アーバンフライヤー
  • 伊豆急 2100系 黒船電車
  • 阪急 1000系
  • 阪神 5700系
  • 近鉄 ビスタカー
  • 嵐電 モボ101形
  • 叡山電鉄 ひえい
  • 広島電鉄 グリーンムーバー
  • 広島電鉄 グリーンムーバーマックス
  • キハ32形 鉄道ホビートレイン
  • 黒部峡谷鉄道 トロッコ電車
  • 青い森鉄道
  • 錦川鐡道 NT3000形
  • D51形 蒸気機関車
  • DD51形 ディーゼル機関車
  • DE15形 ラッセル車
  • EF55形 電気機関車
  • 若桜鉄道 C12形蒸気機関車
  • 貨物列車(モーターカー)
  • スーパーレールカーゴ
  • コンテナ車(コキ)
  • 無蓋貨車(トラ)
  • タンク車(タキ)
  • マルチプルタイダンパー(保線車両)
  • フランス高速鉄道 TGV

2ピース幅車両

  • 東海道新幹線 0系
  • 東海道新幹線 100系
  • 東海道新幹線 300系
  • 東海道新幹線 500系
  • 東海道新幹線 700系
  • 東海道新幹線 N700系
  • 東北新幹線 E5系 はやぶさ
  • 秋田新幹線 E6系 こまち
  • 北陸新幹線 E7・W7系 かがやき

3ピース以上の幅で作る鉄道

  • 機関車(炭水車、客車付き)
  • DE10形 機関車(青バージョンあり)
  • 貨車 長物車(チキ)
  • 貨車 無蓋貨車(トラ)
  • C57形 蒸気機関車

本を買う時の注意点

これだけたくさんの車両が掲載されているので、お気づきかもしれませんが、作り方の載っていないものが大半です。そのため、書いてあるものや写真をじっくり見て再現する必要があります。この本を見て、未就園児のお子さんが1人で作るのは難しく、親御さんの手助けは必須です。小さいお子さんに、「一緒に遊ぶ時間がないから本でも見て作って!」というのはまず望めないと思った方が良いです。

ラキューのお得な買い方

この本でカッコいい車両や情景を作ろうと思うと、パーツがとにかくたくさん必要です。なので、本と一緒にお得なセットを購入するのが良いです。一番は、毎年11月に発売されるボーナスセットです。中身は毎年違いますが、通常のセット商品と比べて約20パーセントの多くパーツが入っているため、断然お得に買えます。在庫がある時期であれば、買うのはこちら一択でしょう。

またこちらのセットでしか手に入らない、限定のパーツがあるのですが、2020年はゴールドパーツ、2021年は蓄光パーツと男の子大喜びの内容です。蓄光パーツをライトにして、薄暗いところを走らせるのもかっこよさそうですね。

入門編にオススメな車両セット

本を見て作るのはまだ難しそうだな、という場合は、まずは車両単体で売っているセットを買ってみると良いです。1つ1000円ぐらいでリーズナブルな上に、本屋さんでも取り扱っていることが多いです。

おまけ:超個人的なオススメポイント

最後に、個人的なおすすめポイントを2点語ります。興味のない方は飛ばしてください(笑)

まず1点目は、懸垂式の千葉モノレールがレール込みで作れるところです。多くのモノレールは跨座式(こざしき)モノレールといって、レールの上を車両が走ります。しかし、懸垂式はレールの下をぶら下がっているんです。本ではレールと車両が固定されていますが、ちょっと改良すれば、動かせる懸垂式モノレールが作れます。

2点目は、DE10(ディーゼル機関車)が載っている点です。ローカル線の牽引や貨物の入れ替え用として、1966年から1978年に製造されました。現役で活躍している場所もありますが、そろそろ廃車されつつある貴重な車両です。

この本では、3ピース幅、446ピース使用の大迫力モデルとして紹介されています。正直、我が家のLaQでは足りないので、まだ作れていない憧れのモデルです。この車両はどうしても色にこだわりたいので、ある色継ぎ足して作ればいいか、とはなりません。まずは赤パーツを買い足すところから始めたいです。

まとめ

バラバラのLaQを目の前にして、「新幹線を作ろう」と作り始められるのは、かなりの慣れてからでなければ出来ません。そんな時に、「LaQ鉄道大百科」があれば、比較的作りやすくなります。LaQと鉄道が好きなら小学校高学年でも、大人でも十分楽しめる内容なので、遊びの幅を広げるヒントにオススメの1冊です。