私はもともと、貯蓄や教育費はすべて銀行の預金に入れていましたが、少しずつ分散はじめました。理由は、銀行に預けておくだけでは増える可能性はゼロだからです。現在、貯金以外は、つみたてNISA、仮想通貨を利用しています。どちらも、将来の教育費を見据えた中長期保有するための定期預金みたいな扱いです。

わざわざ仮想通貨にする理由はがわからないんだけど…学資保険や定期預金じゃダメなの?
こんな疑問を感じた方も多いでしょう。仮想通貨にした理由は、いくつかありますが、利回りが良い可能性があるからというのが、一番の理由です。平たく言えば、増やしたいからですね。では、その可能性を感じたワケを解説していきます。
現金化しにくいので溜まりやすい
仮想通貨は現金化するのにひと手間掛かります。その上、大きな金額を引き出すと、確定申告をして所得税を払う必要もあります。税率は違いますが、非課税枠のあるNISA以外、投資商品は基本的にすべて同じような仕組みです。
逆にその手間が、すぐに引き出せないというメリットにもなっているため、中長期で保有する場所として適しているとも言えます。
ビットコインの価値が上がっている

ビットコインを中心に、仮想通貨自体の価値が上がっています。2022年1月現在、1ビットコインは400万円ほどのレートです。ビットコインブームがあった2017年は最高値でも220万円ほどだったので、その価値まさかの2倍です。

その頃に買っておきたかった……
本当にその通りなのですが、ビットコインのレートは上昇と下降を繰り返しながらも、今のところ上昇傾向です。今後どうなるかはわかりませんが、期待値も込めて、投資しました。
ビットコインは2100万BTCまでしか発行されない

円やドルなどの法定通貨は上限がないため、実は、発行高がどんどんあがっています。上のグラフは日銀が発表しているマネタリーベースと日本銀行の取引のデータを、時系列統計データ検索サイトに抽出しました。見て分かるとおり、2010年以降の発行高がどんどん増えているわけです。

そういえば「お金がないなら刷ればいい」って言った政治家がいたなぁ
お金の流通量がどんどん増えれば、日本円の価値が下がっても仕方ありません。その点、ビットコインはもともと、2100万BTCまでしか発行されないと決まっています。発行部数が決まっていれば、希少性は担保されるため、ビットコインが普及しつづければ、価値が大きく下がることはないのでは?と予想しています。
仮想通貨を使って資産運用ができる
ちょっと難しい話になるのですが、ビットコインなどの仮想通貨を使った資産運用の方法があります。簡単に説明すると、貸金と投資です。日本円でもキャッシングローンのような貸金サービスや、株式などの投資商品があるので、似たようなことが仮想通貨でもできると理解してもらえればOKです。貸金はレンディング、投資はDeFiと言います。ただ、私もまだ勉強中なので、もう少し詳しくなったら紹介します。
ビットコインはすべての暗号資産の基盤
ビットコインは世界一古い暗号資産です。この技術を応用して、イーサリアムなどの他の仮想通貨や、ブロックチェーンが作られています。発明したのはサトシ・ナカモトとされていますが、その実態は不明です。確かなことは、ビットコインの発明を元に、世界がブロックチェーンの技術を手に入れて、今や当たり前に使われているということです。そう考えるとビットコインの価値は担保され続けるのではないかと思い、資産の一部はビットコインでという判断をしました。