マネックス証券では、2022年2月25日(金)からマネックスカード投信積立サービスが開始されます。投資信託やNISAを取引する場合の支払いでクレジットカードが利用できると話題です。投資信託をクレジットカードで支払える会社は複数ある中で、マネックス証券は1.1%と、主要ネット証券のうち最大のポイント還元率です。しかし安易に飛びつく前に、本当にお得なサービスなのか、詳しく調べてみました。
結論から言うと、つみたてNISAや少額の投資信託購入をクレジットカード払いにする場合、マネックス証券は投資効率が良いためお得です。では、その理由を徹底的に解説していきます!
マネックス証券の投信つみたてとは?
毎月または毎日、決めた金額を自動で積み立てる投資信託の買付サービスです。1日100円または1ヶ月1000円から設定できて、金額の変更や購入のキャンセルも随時可能です。
投資つみたてはドルコスト平均法という、相場に関わらず一定額を投資し続ける方法です。投資に関する本やサイトで最初にオススメされる投資方法がこのドルコスト平均法です。
投資つみたてをマネックスカード払いにすると?
マネックスカード払いは銀行振込などの支払い方法とは多少の違いがあります。主なデメリットはジュニアNISAには使えないことと、毎日つみたての設定には対応していないことです。一方でポイントは貯まりやすいので、毎月の積み立てを考えるのであれば活用するメリットはあります。
積立額 | 1,000〜50,000円 | |
対象口座 | 特定/口座、NISA、つみたてNISA | |
申込日 | 毎月10日の直前営業日 | |
買付日 | 毎月24日 | |
カード引落日 | 買付翌月の27日 | |
ポイント還元率 | 1.1% | |
ポイント付与日 | 買付日の翌月下旬 |
マネックス証券の投資信託やNISAの特徴は?
マネックス証券の投資信託は、100円から購入することが可能です。購入時の申込み手数料は無料で、投資信託を持っているだけで、ビットコインやAmazonギフト券などと交換可能なマネックスポイントが貯まります。つみたてNISAや一般NISAの取引手数料も無料(またはキャッシュバックでの実質無料)なので、初めての投資でも安心です。
マネックス証券で購入できる投資信託やNISA商品は?
2022年2日9現在、投資信託は1240銘柄、つみたてNISAは152銘柄の取り扱いあります。SBI証券や楽天証券の投資信託は約2600銘柄あるため、選べる数は多くありませんが、S&P500や全世界株式などの人気のファンドは取り扱っているので、初心者がつみたてNISAを始めるには十分です。また、アメリカ株や中国株の取り扱いは国内No1なので、株に興味がある人にも良いでしょう。
投資信託やつみたてNISAのメリットは?
投資信託やつみたてNISAを始めるメリットは大きく3つあります。
運用をプロに任せられる
投資信託は世界中の投資家から資金を預かって、大きなお金をプロが運用代行するサービスです。そのため、投資の知識があまりなくても、資産運用をすることができます。銘柄に悩んだりや売買のタイミングをじっと待っている必要もないので、時間がない人にも向いています。
少額から投資可能
投資信託は100円から購入できるため、低コストで投資体験をできます。自分に合わないと思ってもやめやすいです。特につみたてNISAは、年間40万円までの非課税枠が設けられているため、投資しすぎる心配も少ないでしょう。
資産とリスクを分散
銀行に預けているだけでは、資産は増えない現代です。いろいろな投資を始めるのも悩ましいですが、投資信託は日本株、世界株、アメリカ株、先進国…などと投資先をざっくりと選べるので、リスク分散しながら投資が行えます。
クレジットカード支払いができる他の証券会社は?
2022年2月現在、クレジットカードで投資信託を支払える主な金融機関は以下の通りです。他のサービスとの連動では楽天証券が優位に思えますが、ポイント還元率はマネックス証券が優勢です。
マネックスカードはどんなカード?

マネックスカードは年会費初年度無料、翌年以降もクレジットカードの利用が1回以上あれば年会費は無料です。投資信託支払いのためにカードを作るのであれば、実質永年無料ですね。投信つみたては1.1%ポイント還元、その他のショッピングは1%ポイント還元です。また、マネックス証券の即時出金サービスが月5回まで無料で使えます。
マネックスカードのポイントの使い道は?
マネックスポイントはマネックス証券の株式手数料にあてることもできますが、ビットコインなどの暗号資産や、その他のポイントへ交換したりすることができます。
ビットコイン投資に使える!
国内最大級の取り扱い通貨数のコインチェックと提携を行っているので、マネックスポイントのマイページからビットコイン・イーサリアム・リップルのいずれかと交換することができます。NISAや投資信託へ投資して、1.1%分のビットコインも買えるので、銀行振込や他の証券会社に比べると投資効率が高いです。
他社ポイントに交換する!
マネックスポイントと交換できるサービスは、2022年2月現在、amazonギフト券、dポイント、Tポイント、Ponta、nanaco、WAON、ANAマイル、JALマイルがあります。普段の買い物をするサービスに交換すれば、節約にもなります。
投資にこだわるならマネックス証券
つみたてNISAや投資信託を開始するときの証券会社選びは大切です。中長期に運用するため、信用できる会社を選ぶことはもちろんですが、増やしやすい仕組みがあるかも知っておくと将来の貯まりやすさが違います。マネックス証券の投信つみたて×つみたてNISAで節税しながら資産とポイントを貯めて、さらにポイントをコインチェックのビットコインに投資すると、さらに効率よく投資できます。資産とリスクも分散できるので、これからつみたてNISAや投資信託を始めるのであれば、マネックス証券を見てみると良いでしょう。