【新小2】浜学園の入塾テストをレポート

アイキャッチ中学受験

中学受験塾では、2月から新学年のカリキュラムが始まります。息子はまだ塾へ通わせるのは早いかなと思っていたのですが、最近の中学受験や地域の塾事情について知りたかったので、浜学園の入塾テストを受けつつ、説明会に参加してきました。

浜学園とは?

浜学園は兵庫県西宮市に本部がある、創業60年以上の関西の老舗中学受験塾です。私立中学の最高峰、灘中学の合格者数が18年連続No1の有名進学塾です。東大理3にお子さん4人を合格させた佐藤ママこと佐藤亮子さんのお子さんが通っていたことでも有名ですね。

浜学園の入塾テストは?

浜学園に入塾するには、入塾テストが必要です。種類が多いので、特定のテストを受けようとしなければ、随時開催されています。

実施日答案難易度
公開学力テスト
(有料)
毎月第2日曜日郵送返却
オープンテスト年4回郵送返却
土曜入塾テスト毎週土曜日
14:30〜
返却なし
特別扱い入塾テスト随時返却なし

有料の公開学力テストは、塾生も受けるため、難しい内容となっています。範囲は「試験までに習ったところすべて」です。小3までは国語・算数の2科目、小4以上は国語・算数・理科(+社会)の3または4科目です。

その他のテストは入塾用のテストなので、公開学力テストに比べると易しいようです。科目も国語と算数の2科目のみです。ちなみに、今回、息子はこちらを受けました。

浜学園の受講コースは?

浜学園のメインコースは「マスターコース」「土曜マスターコース」「特訓コース」「Webスクール」の3種類があります。

内容としては、「マスターコース」と「土曜マスターコース」「Webスクール」は原則として同じテキストを使い、同じ進度で行われます。マスターコースでは、授業の前に復習テスト(前の週のおさらいテスト)がありますが、土曜マスターコースでは、復習テストはオプション制で、必須ではありません。

1年生のマスターコースが開催される教室は少なく、2〜3年生でも最寄りの教室で土曜マスターコースしか開催していないということもあります。また、Webマスターコースは2年生からの受講なので注意しておきましょう。

「特訓コース」は過去3回の公開学力テストの順位が基準値以上だった場合に受けられます。「灘中合格特訓」「最高レベル算数」など、小1から受講できるコースもありますが、6年生向けの受験対策コースが中心です。

浜学園のクラス分け

浜学園では、マスターコース、土曜マスターコース、Webスクールのいずれもクラス分けがあります。上からV→S→Hという順で、浜学園の偏差値でVクラスは60以上、50以上はSクラス、50未満がHクラスというのが、おおよそよ基準です。ただし、4年生まではVクラスは設けられていません。

マスターコースでは2ヶ月に1回、公開学力テストと毎週の復習テストの点数を基準はクラス替えが行われます。土曜マスターコースは4ヶ月に1回、Webコースでは申込時のコースからのクラス替えには保護者からの申し出が必要です。

浜学園の受講料は?

浜学園の通塾に必要なお金は、学年別の受講料・テキスト代に入学金(23,000円)が必要です。コースや受講科目によっても受講料が必要です。

マスターコースの受講料

学年月謝年間テキスト代
2年(2科)26,950円28,325円
3年(2科)27,50027,390
4年(3科)37,40040,722
5年(3科)41,25054,340
5年(4科)51,70065,228
6年(3科)42,90070,730
6年(4科)53,90085,223
2022年度の情報、2科は算国、3科は算国理、4科は算国理社

土曜マスターコースの受講料

土曜マスターコースの場合、復習テストが選択制です。

学年月謝復習テスト年間テキスト代
2年(2科)18,150円5,500円28,325円
3年(2科)18,7005,50027,390
4年(3科)26,4008,25040,722
4年(2科)19,8005,50027,665
5年(3科)26,4008,25054,340
5年(2科)19,8005,50039,270
6年(3科)26,8408,25070,730
6年(2科)26,2408,25053,350
2022年度の情報、2科は算国、3科は算国理

入塾説明会の内容は?

私が参加した入塾説明会は特別扱い入塾テストと同時に開催してもらったものです。教室の校長先生がスライドを使いながら説明してくれました。内容は、合格実績、今受けているテスト内容、カリキュラム、授業の進め方、コースの説明、入試の国語(長文)のボリューム感、春季講習の内容とキャンペーンなどです。

話は塾としてどう中学受験をどうクリアしていくかというし熱意が伝わってくる内容でした。地域がらもあるかもしれませんが、少し、馬渕教室を意識していることも見受けられました。

実際のテストは?

入塾テストは国語・算数共に100点ずつで、学年によって試験時間(長さ)が違いました。息子は新小2で、5年生までいたとのことだったので、他の子より開始時間を遅らせて始めたようです。

内容は教科書レベル以上ではありますが、学校のテストがほぼ満点の子であれば入塾ラインはクリアできると思います。ただし公開学力テストは塾生も受けるため、今回受けたテストより遥かに難しいと予想されます。

新小2の内容ですが、算数では、基本的な計算問題の後、文章題、棒の長さや積み木を数える問題など。国語は文法問題(カタカナ、写真、擬音語)の後、説明文と物語文の長文問題です。

入試がおおよそ似たような構成で作られていることから、学年が上がっても入塾テストの構成は変わらないのでは?と予想しています。

合格発表は?

入塾テストの結果は、特別扱い入塾テストの場合、その場でクラス分けまで教えてもらえました。答案は返してもらえませんが、その場で見せてもらえて、結果を確認できます。希望すればその場で入塾手続きまで行えます。

3/25までにマスターコース・土曜マスターコースを申し込めば、春期講習が無料になるため、春期講習は2月から始まった新学年の復習範囲のため、4月からの通塾にも有利です。

塾選びに悩んだり、通塾自体も検討中だったとしても、情報収集や子供の実力を確かめることもできるので、一度、浜学園のWebサイトから資料請求してみるのもオススメです。