現在小2の息子ですが、希学園の新小3から入塾するためのキープ生として登録しました。
正直なところ、どこの塾に通うのか、そもそも小3から入塾するかも迷っています。ただ希学園の方針を私自身が気に入ったこともあり、ひとまず登録したという流れです。
キープ生になるとどんなメリットがあるのか、紹介していきます!
キープ生の合格基準は?
小学2年生が希学園公開テストを受講して、入塾資格を得るためには、国語・算数の合計が100点以上で入塾可能と聞きました。各教科、100点満点なので、テストで半分点が取れれば良いということです。実際に受講するテストの平均点や学年によっても変わるかもしれませんが、厳しいと言われる希学園でも小2時点での入室基準は比較的緩やかです。
ちなみに、受講資格が定められている最レベル演習や灘クラブ特訓などは、規定の偏差値をクリアしないといけないので、確実に狙いたい場合は対策が必要でしょう。
希学園の場合、公開テストの過去問は校舎で直接購入することができます。ただし、購入出来る時期は決まっています。2022年度の場合は、11月〜1月の分は10月〜2200円で購入可能です。
完全なる外部生が購入できるかは校舎によっても違うかもしれませんが、公開テストや全国統一小学生テスト等、希学園で何かしらの受検記録があれば買えそうでした。
キープ生のメリットは?
キープ生に登録する時期や学年(新小3または新小4)にもよりますが、入塾までに無料のWeb講習を受けられたり、国語や算数の問題集をもらえたりします。新小3スタートが一番お得なため、新小3で入塾した場合の特典を紹介していきます。
塾生マイページが閲覧可能!
希学園に通塾している家庭だけが見られる専用サイトが閲覧できます。ここには、通塾生の学習計画表(カリキュラム)や勉強方法の指南、推薦図書などが掲載されているので、大変参考になります。
月2回のWeb講座が無料!
現在、11月分までのWeb講座のテキストがあります。こちらは、塾生のマイページから、受講することができます。内容はさすが受験塾!といった骨のある内容で、通塾前に体験できるのは嬉しい内容です。
算数ドリル・語句ドリルがもらえる!
算数ドリル・語句ドリルは最初は問題数やページ数自体は少ないものの、後半にいくにつれてパズル要素を含んだないようになるため、一筋縄ではいきません。
わが家の場合、漢字系のパズルはほとんど触れてこなかたこともあり、かなり苦戦しました。たとえば、□の中の字を組み合わせて漢字を作りましょうという問題では、習っていない漢字も出てきます。2年生のプリントとは思えないほど難しい言葉もあるので、辞書は必須ですが、早くから触れられるのはとても良いです。
入塾金が無料!
通常、希学園の入塾金は、2022年現在27,500円です。これが、キープ生として来年度からの入塾を“予約”すると無料になります。希学園は1教科から受講できるので、とりあえず算数だけ!といった通い方も可能です。
希バッグがもらえる!
1月下旬に新入塾生の保護者向けのオリエンテーションが予定されています。参加時に希学園の通塾用のバッグが配布されるとのことでした。参加できない場合は、入塾資料と一緒に発送されると聞いていますが、教室によって方針が違う可能性はあります。
そもそも通塾すべきか?
中学受験は新小4から、つまり、小3の2月から本格的なカリキュラムが始まります。関西の塾は、特に算数のカリキュラムが3年生からきちっと組まれている傾向にあります。そのため、遅くても小4からは、できれば小3からの通塾が良いと言われています。
しかし今まで塾に行っていなかった子にとって、通塾と大量の宿題は負担になるでしょう。不安な場合は、低学年のうちに週1日から慣らすという手もあります。
この辺りは、通塾先の時間割と塾以外のスケジュールや子供の体力も含めて検討したいところです。例えば、小3で土曜日の午後のみという塾もあれば、灘コースなどの選抜クラスと通常のカリキュラムを合わせて週3〜4日ということもあります。加えて、月1回はテストの日なので、通塾後は急激に忙しくなったと感じるでしょう。
中学受験塾は秋がお得
中学受験塾は2月から新年度が始まるため、秋から年末に掛けて入塾金や冬季講習が無料になる等、お得なキャンペーンが行われる事が多いです。何かとお金の掛かる中学受験ですから、親としては少しでも節約したいですよね。
新年度は通塾を検討する子はもちろん、塾も既に通塾している子も、新しい気持ちで同時にスタートできる機会です。せっかくであれば、同じタイミングで良いスタートを切る後押しをしたいものです。