【希学園】小2の公開テストを分析

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先日の希学園の公開テスト対策講座の受講で過去問が合計で3回分集まったので、出題傾向を分析してみました。

国語・算数の配点について

それぞれ、解答用紙に配点が書いてありますので、そこからまずは分布をみていきましょう。テストは国語・算数共に25分間、100点満点です。

国語テストの配点

国語は大問4つのようです。問題は漢字→読解→ことば(語彙や文法)→読解の順で構成されていましたが、物語文が先になるか、説明文が先になるかは分かりませんでした。読解問題は、記号選択・抜き出しのいずれかですが、どちらが多いとも決まっていないようで、文章の難易度に合わせているようでした。

テスト①テスト②テスト③
漢字2点×5問2点×5問2点×5問
説明文5点×5問5点×6問5点×6問
ことば5点×6問5点×6問5点×6問
物語文5点×7問5点×6問5点×6問

算数の配点

算数は大問4~5つとテストによって多少の差がありました。内容は、計算問題→図形や文章題の順です。内容としては、場合の数や規則性に関する問題が頻出のようです。1行問題はやり取り算、こよみ算、時間の計算などでした。

希学園の公開テストは学校の進度に合わせて作られる問題ということで、小2で図形のような出ることが少ないのかもしれません。

テスト①テスト②テスト③
計算4点×12問4点×12問5点×12問
1行問題4点×3問4点×1問
虫食い算4×2問
場合の数4点×4問4点×3問4点×問
規則性4点×4問4点×3問4点×3問
旅人算4点×3問
図形4点×3問4点×3問
やり取り算4点×3問

平均点は高めなので基本問題を落とさないことは必須

内容を見る限り、希学園の最高レベル演習に通っている子は、おそらくほぼ満点でしょう。一般生として受けても、問題文をきちんと理解して、諦めずに考えれば解ける内容ですので、高得点が狙えます。

国語の読解もあまり難しくありませんが、きちんと読まないと引っかけられそうではありました。文法は接続詞など簡単なものが多かったですが、語彙問題が出ると知っているか・いないかなので、差が出そうです。

算数は計算問題だけで半分を占めますが、一見ややこしいものもあるので、途中計算などメモをきっちり書いておかないと、ミスにつながりそうです。場合の数や規則性の問題などは、教科書レベル以上の問題集でないと出てこない分野なので、こちらは対策が必要です。

とは言え、テストの基本ですが、できる問題を確実に落とさないことと、問題文を正しく読むことができるかを問われることとなりそうです。

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