2020年11月24日に激アツなドリルが発売されました。その名も「鉄道ドリル」!この表紙を見てください!これだけで、かなり魅了的なドリルであることが伝わっているのではないでしょうか?

こちらは、高橋書店から出版された1〜4年生向けの年間総復習ドリルです。全36項目、80ページに全科目の大事なポイントをまとめて学び直せます。そのため、1・2年生は国語・算数・生活が、3・4年生は国語・算数・理科・社会がぎゅぎゅっと1冊に詰まっています。
今まで、電車のドリルと言えば、ほとんどが幼児向けでした。小学生用といえば、かろうじで、学研の図鑑漢字ドリルがあったぐらいなので、電車キッズ(の親御さん)待望のドリルと言っていいと思います。
鉄道ドリルの凄いところ
何と言っても中身まで鉄道づくしという点です。それも、イラストがちょこっと描かれてレベルではなく、電車や新幹線写真がこれでもか!とバンバン出てきます。勉強はちょっと…というお子さんにも取り組みやすそうですね。
息子は年長児なのですが、先取り学習をしているので、まずは1年生のものを購入しました。電車大好きな子にとっては、もはやご褒美ドリルです。長期休みも無理なく家庭学習を続けられそうです。
鉄道ドリルが効果的な使い方
電車が大好きな子はもちろんですが、学習習慣がついていない子で、とにかく楽しく勉強して欲しいという場合に使えそうです。先取り学習を進めている子の基礎の復習にも良いです。
なにより電車が魅力的すぎるので、遊びの延長として、普段の学習の最初か最後に行うことでモチベーションを保つために使うのがオススメです。
電車大好きっ子以外は要注意
問題自体に鉄道知識を散りばめれているので、なんとなく新幹線が好きぐらいのライト層には向きません。例えば、1年生のドリルでも「○○駅から○駅進むとどこでしょう」といった問題が子供向けの路線図と共に出題されています。さらに、3年生4年生向けドリルのおまけにペーパークラフトが付いているのですが、なんと地方鉄道です。その歳まで鉄道好きなら……というチョイスでしょうか。
その他の注意点
こちらは総復習ドリルなので、苦手を見つけるためのものです。各単元を丁寧に取り組んだり、苦手をなくしたい方には向きません。また、鉄道用語が散りばめられた問題文は、人によっては読みごたえがあるため、読解力が必要になる可能性があります。
意外な使い方も出来そう
ターゲットはもちろん鉄道好きですが、あえて、鉄道に全く興味がない子が腕試しに使ってみるのも良いでしょう。例えば中学受験を目指して先取り学習をしている女の子で、新しい問題を与えたいけど難しすぎない問題に挑戦させたい場合。新しいものや変わったものが好きな子等でしょうか。
鉄道好きは早めに買うべき
我が家は1年2年と2冊まとめて購入しました。1年生の単元はほぼ終わっているので復習用として、2年生の単元はこれから始めるのでモチベーションを上げるためです。
鉄道を全面に出した小学生向けのドリルはないに等しいので、電車好き子を持つ親としては必見です。書店でも入荷しているところもありますが、まだまだ少ない印象でした。amazonで中身が少し見られるので、ぜひ確認してみてください。