【新1年生】チャレンジタッチ入学準備プログラムの詳細レポート

アイキャッチ教材

息子が年長の11月に新1年生のチャレンジタッチ を申込みました。12月に本体が届いてから、現在も毎日のように使っています。もう使えるの?と思った方もいるかもしれませんね。チャレンジタッチは入学準備プログラムが、12月~3月までの間、実質無料で使い放題なんです。

とは言え、実際、どんなことが出来るのか、気になりますよね。我が家でも公式サイト等で調べましたが、なんとなく分からないけど、良さそうだから…と申込みをしてしまいました。辛口評価も含めて、入会前に知りたかったなぁという内容をしっかり盛り込みながら、気になる入学準備プログラムについて徹底解説します!

3月までつかえるアプリ

12月に本体が届いてから、4月の1年生講座がはじまるまでの約4か月間。以下のアプリが使えます。これらは、初回から使えるものと、順次、配信されるものがあります。これらは、4月に正式に始まる前に、実質無料で使えるものです。なかなかのボリュームですが、それぞれ、内容を紹介していきます。

  • 1ねんせいじゅんび(初回、1/25、2/25に配信)
  • コラショとれんしゅう 1ねんせい(毎週月曜日に配信)
  • かきかたせんせい(初回から使用可能)
  • おんどく たっぷり よむよむスタジオ (3/5配信)
  • とけい ばっちり 1ねんせい(1/25配信)
  • 漢字計算ゲーム(2/25配信)
  • コラショともぐらたたき(初回から使用可能)
  • えいごのうた① あいさつ(初回から使用可能)
  • えいごのうた② いろ(1/25配信)
  • コラショとプログラミングおんがくかい(1/25配信)
  • こうつうあんぜんアニメ全3話(初回、1/25、2/25に配信)
  • まなびライブラリー(初回から使用可能)

1ねんせいじゅんび(初回、1/25、2/25に配信)

国語・算数が1か月にそれぞれ5回分ずつ配信されます。そのうち1回は応用問題(じつ力アップレッスン)です。年長さんが無理なく進められるレベルです。難しいところがあっても、映像で問題を読んだり解説したりしてくれるので、理解しやすいようにも思えます。

こくご

①ひらがな
②ねんがじょうをかこう
③あいさつ
④おはなしをよもう
⑤はなのなまえをかこう
⑥かたかな
⑦こんなときどうする
⑧おはなしをよもう

じつ力アップレッスン

1 がっこうクイズ
2 なにをしているのかな?

さんすう

①かずをくらべよう
②かずをかぞえよう
③かずをかぞえよう
④ぼうをつかってかたちをつくろう
⑤かぞえるものにきをつけよう1
⑥かぞえるものにきをつけよう2
⑦なんばんめかかんがえよう
⑧おりがみをひらいたかたちをかんがえよう

じつ力アップレッスン

1 かずのめいろをつくろう
2 おかねをくらべよう!

コラショとれんしゅう 1ねんせい

小学校でどんなことをするのか体験する映像アプリです。「わかったらボタンを押そう」「ボタンを押して画面に向かって話そう」といった呼びかけのあります。毎週、国語または算数と、おまけコーナーの2つずつ更新されます。

12/11ねんせい テレビコラショがっこうへようこそ!
12/28こくご(じゅぎょうたいけん)くみあわせると どんな ひらがなに なるかな?
1ねんせい テレビかっこいい 1ねんせいに なろう
1/4さんすうすきな かずを いえの なかで さがそう
1ねんせい テレビえんぴつの けずりかた
1/11こくごはじめに「か」の つく ことばを さがそう
1ねんせい テレビけしゴムの つかいかた
1/18さんすういえの なかに ある かたちを さがそう!
1ねんせい テレビわくわく 1ねんせい ニュース①
2/1こくごかたかなで かく ことばを さがそう
1ねんせい テレビがっこうの いきかた
2/8さんすういえの なかに ある 「10」を さがそう!
1ねんせい テレビきゅうしょくの たべかた
2/15こくごあいさつを いくつ いえるかな?
1ねんせい テレビトイレで れんしゅう
2/22さんすういえの なかに ある いろいろな かたちを さがそう!
1ねんせい テレビわくわく 1ねんせいニュース②
3/1こくご「かきじゅんおぼえうた」で かきじゅんを おぼえちゃおう!
1ねんせい テレビコラショを かいてみよう
3/8さんすういえの なかに ある ものの 長さを くらべよう!
1ねんせい テレビにゅうがく せんげん
3/15こくご「しかくくて おおきい もの」を さがそう!
1ねんせい テレビわくわく 1ねんせいニュース③

かきかたせんせい

ひらがな・カタカナの練習ができます。通常の50音だけでなく、がぎぐげご等の濁音、ぱぴぷぺぽの半濁音、「ゃ」「ゅ」「ょ」「っ」の小さい文字も一文字ずつ選択して書けますです。書き順動画を見てなぞる→見ないで書く→お手本と比べるというステップです。50音表は最初、お手本の文字で書いてあるのですが、練習した後は、実際に書いた文字に代わります。どの文字を練習したのか、どこが苦手なのか、が一目でわかるのが良いです。
「きれいにおてがみかけるかな?」というコーナーでは、一つの文字だけでなく、簡単な文を練習できるので、お手紙好きな幼児に向いています。
また、ペンの持ち方と正しい姿勢を教えてくれる動画もあるので、文字をあまり書いてこなかったお子さんにもやさしいです。

ただし、文字判定が厳しいことと、タブレットにペン先以外が触れると誤認識してしまうところは残念です。文字判定が厳しいのは本来良いことなのですが、おなじ場所のみNG判定になりつづけるとストレスです。やさしめの判定にもできますが、正しく覚えようとすると、少し物足りなくなるかもしれません。

おんどく たっぷり よむよむスタジオ (3/5配信)

とけい ばっちり 1ねんせい(1/25配信)

時計の長針を回して「何時」「何時半」を学びます。1年生の算数で出てくる範囲と同じです。時計がある程度読めた方が小学校生活は楽なので、苦手なお子さんには良いでしょう。ただ、幼稚園・保育園でも指導されていることが多いため、すでに時計の読める子には簡単です。

漢字計算ゲーム(2/25配信)

コラショともぐらたたき(初回から使用可能)

簡単な英単語を聞いて早押しをするゲームです。数は少ない上に、アイスクリーム等、カタカナ語と同じものもあるので、英語の発音を少し聞いてみるためのゲーム、といったところです。

えいごのうた

  1. あいさつ(初回から使用可能)
  2. いろ(1/25配信)

1~2分の短いオリジナルソングです。動画はイラストと英語と翻訳(日本語)が同時にでてくるので、子供でもイメージしやすいです。

コラショとプログラミングおんがくかい(1/25配信)

しあわせならてをたたこう、メリーさんのひつじ、さくらさくら(3月更新予定)の曲に効果音を割り当てはめて、演奏するゲームです。お手本を聞いて再現するものと、自分で好きなように割り当てるものがあります。プログラミングという項目ではありますが、かなり簡単な内容なので、あまり思考力には繋がらないかもしれません。

こうつうあんぜんアニメ全3話(初回、1/25、2/25に配信)

交通ルールを教えてくれるアニメです。横断歩道を渡ろう、信号を守ろうのような簡単な内容で、1話8分ほどです。何度も見なくても良い内容です。

まなびライブラリー(初回から使用可能)

約1000冊の電子書籍が自由に見られるアプリです。絵本・文庫本・図鑑等あります。かなりお得ではあるのですがチャレンジタッチのタブレットでは、正直、文字以外は見ずらいです。おしりたんてい等、人気の本もありますが、絵本は子供にとっては読みにくいでしょう。もう少し大きくなって、文字ばかりの本を読めるようになったら良いと思います。

ただし、パソコンやタブレットでログインしても見られるので、特に図鑑を見せる場合は別の端末を使うと便利です。外出先等で、「今、この瞬間に●●を詳しく見せたい」という場合にさっと使えるのが良いです。

メリットとデメリット

改めて書き起こしてみると、チャレンジタッチの入学準備プログラムのボリュームに気づかされます。しかし、良いことばかりではありません。果たしてうちの子に合っているのか?と見極める材料になりそうなポイントをいくつかまとめてみます。

無制限にやり続ける危険性アリ!

30分でアラートが出る機能はありますが、強制力はありません。なので、ずっとやりつづけてしまう危険性があります。学習用とはいえ、タブレットなので、目にも良くないのはもちろんですが、だらだらし続ける癖がつきかねません。コラショのセリフを暗唱できるほど見ても頭は良くなりません。時間を親が管理することは必須です。

また、学習より遊び要素が強いアプリも少なくなく、そういったものの方が子供には魅力的に映るため、思っていたほど勉強してくれなかった…となるかもしれません。ひたすらひらがなやカタカナの練習、2/25以降であれば漢字や計算問題をしてくれる子であれば、おそらく、チャレンジタッチがなくても勉強してくれるようになるでしょう。タブレットを与えているんだということは心に止めておきましょう。

読み上げ機能は紙のドリルより時間がかかる

文字を読めるお子さんの場合、問題をゆっくりと読み上げられるより、さっと読んで進めた方が速く進められます。文字は読めても文章が理解できない場合はメリットですが、どんどん進めたい子にとっては逆にストレスになるかもしれません。また、ゆっくりのペースで勉強をすすめるものだと思ってしまうと後々苦労します。

基礎固めには最適!

とはいえ、シェア№1のベネッセが作っているタブレットですから、メリットもかなり多いです。まず、学校の授業やテストで困らないための教材ですから、基本のキから丁寧に教えてくれます。学習習慣がなかったり、勉強が苦手だったりする場合、コラショが楽しく話しかけてくれるチャレンジタッチは「楽しく」勉強するためのきっかけになるでしょう。

紙の講座でもそうですが、チャレンジは楽しいと思われる工夫が盛りだくさんです。もちろん、勉強は楽しいだけではありませんので、年齢が上がると大変な部分を知るでしょうが、取っ掛かりとして手にする教材としては良いです。

自信につながるプログラム

チャレンジタッチは○×が瞬時に判定されます。そして、できたらしっかりと褒めてくれます。親と勉強していても、毎回できていたら褒めなくなりますよね?でも、コラショは毎回、心を込めて褒めてくれます。(録音ですが)

褒めるという小さな事実の積み重ねは、子供の自信につながります。自信がつけば、もっと勉強してくれるようになる可能性も高まります。子供だましだと思わず、ぜひ試してもらいたいです。

時間をかけて自信をつけることで、自己肯定感も高まります。褒めるのが苦手な親御さんにとっては、コラショと一緒に褒めてみることで、お子さんとの信頼関係も強化されるかもしれません。まさに良いことづくめですね。

まとめ

チャレンジタッチの入学準備プログラムを初めて3ヶ月近くになりましたが、子供が飽きないことと意外とボリュームが多いことから、今回まとめてみました。2月中旬現在、配信されていないアプリもあるので、判断しかねる部分もありますが、楽しく苦手を補強するには良さそうです。計算や漢字等、まだまだ気になるアプリがあるので、随時更新していきます!