もうすぐ夏休みですね。1か月以上ある夏休みですが、すでにどのように過ごすか計画は立てられましたか?

旅行や帰省などの予定は入っているけど、あとは家でゲームやYoutubeばかりになってしまいそいうで心配。
こんな家庭も多いと思います。私がおススメする夏休みに行うべきことは主に以下の4点です。順番に説明していきますね。
- 1学期までの苦手を克服
- 既習科目の深堀り学習をする
- 先取り学習を進める
- 長期休暇ならではの体験をする
1学期までの苦手を克服
長期休暇は苦手単元の克服にはピッタリです!まずは学校の宿題やテストから、つまずきポイントを見つけて、以下のような単元別のドリルに取り組むと良いでしょう。たとえば、小2の息子の場合、
たとえば、KUMON出版のにがてたいじドリルは以下のねらいで作られています。苦手を克服して、まずはできた!という実感を持たせたい場合に使うと良いです。
「にがての原因」の前まで戻って学習しなおすことで,「にがてをつくらない」「にがてをできるにかえる」という一連の流れにより,にがてになりやすいところも自学自習で進めることができます。
出版社より
おなじくKUMON出版の算数の壁をすらすら攻略!も、つまずきやすく重要な単元を構成したシリーズですが、にがてたいじシリーズと違う点は、応用問題まで入っていることです。苦手を得意に変えたい場合はこちらを選ぶと良いでしょう。
算数において、つまずきやすく、かつ、学びの基盤となる重要な単元をピックアップした、小学1年生から3年生まで全6巻で構成したシリーズです。
単元内でおさえるべき新しい算数の知識を、計算や文章題などの応用的な問題とセットで展開し、緻密なサイクルで繰り返し解くことで、基本から応用まで自分で解ける力が身に付きます。そのため、<算数の壁>につまずく前に習得し、自信をもって学校の授業にも取り組むことができます。
出版社より
小2息子の事例
小2の息子が苦手とするポイントは長さやかさなど、単位換算の必要な計算です。たとえば、学校の宿題では、
10cm+8mm=18mm
5cm2mm+1cm9mm=5cm1mm
などと書いて×をもらっていました。苦手にも「単位を見ていない」場合と、「単位のくりあがりを見落としている」場合があります。後者はくりあがり・くりさがりの計算にも繋がる部分ですね。
また、息子は「m」を上手に書けないため、プリントが煩雑になって、自分でも読めていないという課題もありました。そのため、まずは「単位の書き方を練習する」というステップを準備して、そのあとで実際の問題に取り組む予定です。
ちなみに単位の練習ですが、インターネットで良い教材が出てくるのですが、リンクフリーではなさそうなため、気になる方は「たんいの書き方れんしゅうシート」で検索してみてください。
既習科目の深堀り学習をする
学校のテストや宿題はほぼ100点!という場合は、応用問題に挑戦してみましょう。少しむずかしめのドリルは複数ありますが、こちらも目的によってドリルを使い分けると良いでしょう。
たくさんの良問を解かせたい
教科書レベルの問題はバッチリ!という家庭では、通常の夏休みワークのような問題集は物足らないでしょう。時間のある夏こそ良問をたくさん解かせたい!という家庭には夏期がおススメです。

奨学社の小1~小3の国語・読解力・漢字・算数のドリルです。100回分のドリルに加えて、復習テストがついています。教科書の単元とは別で、文章題だけを集めた文章題の特訓ページも充実しています。標準・ハイレベ・最レベの3段階に分かれているので、取り組みたいレベルだけ使うことも可能です。

受験研究社のハイクラスドリルは国語・算数・全科が小1~6まであります。全120回分のドリルがあるので、既習単元だけ行っても、ボリュームがあるでしょう。夏休みテストという1学期用の確認テストもついています。

通信教育でおなじみのZ会監修のドリルです。上2つほどボリュームはありませんが、小1~小6まで対応していることと、国語は「漢字・言葉」「読解」、算数は「計算・図形」「文章題」に分かれており、理科・社会もあります。理科や社会の骨のある問題集は意外とないので貴重です。
もっと難しい問題を考えながら解かせたい
上記よりさらに難しい問題に挑戦したい場合は、以下がおススメです。

小1~小6までの国語と算数のがあります。トップクラス問題集には左記の通常版と徹底理解編があり、徹底理解編の方が内容がやや易しいです。どちらも、解説が充実しているので、子供に分からない!と言われた時の説明に困ることもないでしょう。

小1~小3の算数のみですが、これはかなり難しいです。どんぐり倶楽部と関西のスーパーエリート養成中学受験の希学園のコラボドリルです。どんぐり倶楽部はお話を聞いて、絵を書きながら問題を解くという面白い問題で、こちらのサンプルもあります。
夏休みにやり切れるボリュームの無学年式ドリルに挑戦
上記は既習単元以外は学年をさかのぼらない限り、1冊やり切るのは先取りすることになってしまいます。ですが、無学年式のドリルであれば1冊すべてやりきった!という自信にもつながります。やりきり感と伸びしろを大切にしたい場合は、以下のドリルがおススメです。

空間把握・仮説思考・数量感覚・語彙表現の4種類が入門・初級・中級・上級とレベル別に分かれています。パズル道場のプログラムを元に作られた、分野別の賢さのセンスを磨くドリルです。
中身もシンプルなので、気が散ることなく問題に取り組めます。
先取り学習を進める
先取り学習を進める場合は、以下の2種類があります。
- 漢字と計算だけ進める
- 教科書に載っている単元をすべて進める
漢字と計算だけであれば、くもんや市販のドリルで行うのも良いですね。
すべての単元を進める場合は、通信教育に頼るのも手です。たとえば、無学年式オンライン教材【すらら】はタブレットやパソコンから接続して、国・数・理・社・英の5教科を動画解説を交えながら学ぶことができます。無学年式に作られている通信教育はあまりないので、基礎をどんどん進めたいというお子さんには向いています。
算数だけであれば、タブレット学習+東大生らの個別フォローで一人一人にぴったりの学びを行える【RISU】も人気です。
長期休暇ならではの体験をする
座学も大切ですが、特に小学生までは体験することをお勧めする教育家の方は大変多いです。中学受験を考えている家庭なら特に低学年の間は体験中心に予定を組み、隙間時間にドリルを行うのでも十分でしょう。
夏は水遊び、虫取り、花火など、季節を五感で感じることは感性も豊かにしてくれます。自治体や各種団体が無料や格安で色々な体験プログラムを開催されるので、そういったものに参加するのも良いでしょう。博物館やプラネタリウム、工場見学、職業体験、オンラインプログラムなど、探せば子供の好きそうなものを見つけることができます。
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ラフティング、スカイスポーツなど普段は体験できないようなものから、乗馬、星空観察などのプログラムもあります。
私個人としては、天体が好きなので、ペルセウス座流星群が8月13日に極大を迎えるので、お盆休みは子供たちと星空を見上げたいと思っています。
計画を立てて有意義な夏休みを過ごそう
夏休みは子供のペースで遊んでいると、あっという間に終わってしまいます。ぜひ、親主導で「こんな体験ができるんだけどどうかな?」と子供の興味のありそうなものを提案してみましょう。そして、「良い夏休みが過ごせた」と親子で思える時間にしたいですね。