始めての国語辞典オススメBEST5

アイキャッチ勉強のコツ

国語辞典の購入を検討するにあたって、どれを選べば良いか迷いますよね。わが家も小2で国語辞典デビューをしました。しかし実際に購入するまではいつ買うか・どれを買うのかと結構悩んでしまいました。そこで、今回はおススメの国語辞典と共に購入時期や活用方法についてもご紹介していきます。

国語辞典は低学年から使用し始めよう!

小学校で辞書の使い方を習うのは3年生です。しかし、家庭学習に力を入れたかったり、中学受験を視野に入れる場合はもっと少し早く購入しても良いでしょう。具体的には、小学校に入ってすぐの購入をオススメします。

一番の理由は、早いうちに国語辞典の引き方に慣れるためです。調べ方が分かっても、何度も使ってみないと上手く使いこなせません。辞典に親しみ、身近で便利な道具だと感じさせるためには時間が掛かります。勉強が本格化する3年生以降に始めるのよりは、時間のある低学年のうちに触れることでその後の勉強効率が上がるでしょう。

また低学年のうちは1人で辞書が引けないことも少なくないため、親子で一緒に学ぶ時間として、辞書を活用するとコミュニケーションを取る時間も増えて、一石二鳥です。

わが家は「使いこなすのは難しいだろう」という親の思い込みで小2の夏まで持っていませんでしたが、実際に買ってみたら「もっと早く買うべきだった」と後悔するほどの必須アイテムでした

特に、最初に購入する辞書を使う期間は短いです!

高学年になり、辞書が使えるようになると物足りなくなることもあるため、短期使用と割り切って早く購入し、国語辞典を活用するのが当たり前というスタイルを目指すのが望ましいです。

最初に購入すべき国語辞典5選

まずは低学年から使用できるファーストステップの国語辞典を5つ紹介します。こちらはすべて漢字にルビが振ってあるため、ひらがなさえ読めれば自分で辞書を読むことができます。ただし小さい子では、説明が理解できない場合もあるので、最初は親御さんが横に付き添って一緒に辞書を引くのが望ましいです。

どれもカラーの図解で辞書を引くのが楽しくなるようなものばかりですので、好みにあったものを探してみてください。

オススメ①「学研 新レインボー小学国語辞典小型版」

Amazonの国語辞典カテゴリーでベストセラーなのが学研の新レインボー小学国語辞典小型版です。圧倒的な収録語数で、初めての辞書としても満足のボリュームです。小型版ではないですが、ディズニーデザインもあるため、女の子にもオススメです。

収録語数約43,300語
付録まんがでわかる 国語辞典のつかい方
6学年分の学年別配当漢字ポスター

オススメ②「小学館 例解学習国語辞典」

図鑑neoシリーズや小学生向けの読み物で大人気の小学館。どうしても迷った時は「とりあえず小学館」と選んでも間違いないです。国語辞典も使いやすく、ドラえもん版もあるので、低学年でドラえもん好きの子にもオススメです。

収録語数約46,400語
付録10才までに覚えたい難しいことば1000特別版
例解学習国語辞典〔第十一版/ドラえもん版〕

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オススメ③「三省堂 例解小学国語辞典」

カラー版の辞書として、目に刺激にまで配慮されているため、弱視や刺激が苦手な子にも使いやすいだけでなく、辞書を読む速度や学習効果も高いと評判です。「ことばの勉強室」「使い分け」「表現の広場」「ことばの窓」「ことばを広げよう」の5種類のコラムが約380点掲載されているので、読みものとしても言葉を身近に感じられます。

収録語数約36,500語
付録新いろはかるたポスター
百人一首ポスター
三省堂 例解小学国語辞典 第七版

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オススメ④「光村教育図書 小学新国語辞典」

国語の教科書が多くの自治体で選ばれている光村図書の作る国語辞典は、国語教科書の編集を担当する先生が監修しているため教科書の内容にぴったりと合います。また、表紙のデザインもシンプルなため、子供っぽいデザインが好きでない子にもオススメです。

収録語数約34,000語
付録仲間の言葉ミニブック
小学新国語辞典 三訂版 (光村の辞典)

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オススメ⑤「ベネッセコーポレーション チャレンジ小学国語辞典」

通信教育の受講者数No1の進研ゼミの発行元であるベネッセコーポレーションが作る国語辞典です。写真やイラストが1700点以上使われ、今回紹介する中では最多です!文字ばかりでは使ってもらえないのでは……と心配な家庭されるオススメです。

収録語数約35,600語
付録学年別漢字ポスター

セカンドステップの辞書のおススメは?

上記の国語辞典では物足りなくなってきた場合、中学生以降も長く使える代表格は旺文社の国語辞典です。約83,500語を収録しており、中学受験を見据えた学習から高校生以降まで活用できるでしょう。よく見かける三省堂の新明解国語辞典と比べても、比較的小学生が理解しやすい説明なので、セカンドステップの第一候補です。

小型版もあるので、辞書を持ち歩きたいタイプの受験生にもオススメです。

旺文社国語辞典 第十一版

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旺文社国語辞典 第十一版 小型版

旺文社国語辞典 第十一版 小型版

3,080円(05/28 22:10時点)
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電子辞書という選択はありか?

今やスマホひとつで何でも調べられる時代です。そのため、デジタルネイティブな子供には電子辞書という選択がないわけではありません。

しかし子供がわざわざ紙の辞書を引くには、その付近の言葉を一緒に目にしたり、読み物のように言葉を吸収したりする効果を狙う部分もあるため、電子辞書は中学生以降でも十分です。

ただし英語教育に力を入れている家庭が英語兼用で、紙の国語辞典の次に購入するのであれば、十分に効果を発揮できると思います。電子辞書のメリットは持ち運びやすさと収録内容の豊富さですが、第一候補には入れない方が無難でしょう。

国語辞典は早めの購入で効果を上げよう

国語の読解力の根底は語彙力と文法です。学校の国語辞典の購入時期は、わが家のように「まだ早い」と決めつけて必要な時期を逃すより、「時期尚早だった」と思う方が後からいくらでも使えます。

特に色々と1人で出来てしまいそうな子ほど、早めに購入して、「一緒に勉強する」時間を少しでも作ることをオススメします。