低学年から使える!辞書のススメ

勉強のコツ

辞書っていつ買うべきなのか分からない。そう思ったことはありますか?私は息子が小学校に入る頃からずっと迷っていました。が、今回、漢字辞典を買ったところ、もっと早く買えば良かった!と思う点がいくつもあったので、オススメポイントも交えて紹介します。

そもそも辞書はいつから使うの?

小学校の学習指導要領では、国語辞典を扱うのは3年生です。そのため、多くの家庭では3年生に入る頃に購入されることが多いようです。また、漢字辞典は4年生に使い始めるようです。

国語辞典と漢字辞典の違い

では、この2つはどんな違いがあるのでしょうか?

一般的にはこんな違いですが、低学年から使えるタイプの辞書は、もっと使いやすい工夫がされています。

国語辞典漢字辞典
言葉の意味・仮名遣い
使い方・類義語など
漢字の意味・読み方
部首・成り立ちなど

低学年向けの辞書には工夫がたくさん!

共通しているのは、フルカラーでキャラクターやイラストで見やすく作られています。そして国語辞典は、九九や漢字の書き順が載っていたり、百人一首のポスターが付いたりするものもあります。

対する漢字辞典は、小学校で習う漢字を学年別に並べてあったり、平仮名やカタカナの書き順が載っていたりするものもあります。

つまり、小学校1年生から持っていても役立たせることができるのです!

我が家が辞書を買った理由

うちの場合、小学校1年生の11月現在、最初に漢字辞典を購入しました。理由、日々の学習を進める中で、分からない漢字の書き方を調べたがることが増えてきたからです。そして、漢字ドリルを辞書代わりに使っているのを見かけて、それならば見る専用の1冊が必要だと思い、漢字辞典を選びました。

つまり、子供が使い始めるベストタイミングだと判断したからです。

失敗しない辞書の選び方

小さい子供が辞書を使う場合、以下の3つが重要です。

  • 手に馴染む本のサイズ
  • 字の大きさやレイアウト
  • 本人が気にいること

特に、本の厚みや大きさは案外見落とされがちてすが、実は、一番重要です。キャラクターで気を引こうとしても、使いにくかったらすぐに開かれることはなくなります。逆に、使いやすければ、キャラクターは不要です。

そして、本の使いやすさや気に入りポイントは親と子では違うことがあるので、良さそうな本を2〜3冊選んだら、本人に選ばせると良いです。

低学年にオススメの漢字辞典

小学生の新レインボー漢字読み書き辞典 

小1の手でも引きやすいサイズ感と、字を正しくキレイに書くためののコツが書いてある、唯一の辞書です。

ひらがな・カタカナ・ローマ字の書き方も載っているので、小学校で習う全ての文字はこの1冊で調べられます。

ドラえもん初めての漢字辞典

低学年から漢字は1ページに1文字だけなので、辞書に慣れない小さな子供でも見やすいです。単語の中の漢字が音読み・訓読みの両方の読み方を使った単語や使い方がすべての文字で紹介されています。

キャラクターものはちょっと…という場合は、同じ内容でシンプルなデザインのものも発売されています。

小学生のための漢字をおぼえる辞典

マスが十字に区切られていて、書き取りの練習に最適です。音訓・総画数・部首別と、3種類の索引かあり、漢字辞典らしい作りです。

国語辞典が後回しの理由

あくまでも我が家の場合ですが、言葉の意味を調べるという習慣がつけられていません。そもそも語彙への興味が浅く、知らない言葉を使っても「どんな意味?」と聞かれることも少ないんです。(知らない言葉使わないで! と逆ギレされることはありますが……)

というわけで、国語辞典が活用出来る可能性が低いので、今は購入しません。とは言え、小学生に入り、友達から入手した色んな情報を得意げに話す頻度が増えているので、国語辞典が必要なる時期もそう遠くないはずです。

子供のベストタイミングで与えよう

辞書を買う時期や順番にルールはありません。国語辞典が先でも、漢字辞典が先でも、同時購入でも良いんです。なんなら、Kindleや「Hey Siri」で済ませることもあるでしょう。

大事なのは子供の身につくこと。そのために、いつ・何を与えるかをしっかり見極めていきたいです。