ピグマリオン&七田プリント進度【3歳2ヶ月】

進み具合

七田式プリントAを始めて2ヶ月が経ちました。最初はノリノリだった娘ですが、徐々にブームが習慣となってきました……と言いたいところですが、実は2週間ほど「やりすぎ」が原因で停滞していました。停滞を乗り越えた現状の進度と、気になる成長具合について紹介します。

ピグマリオンは第1グレードの半分到達

ピグマリオンを取り入れて半年経ちました。「2才児のさんすう」「まず、この3つの能力を」を進めた後、「幼児能力開発講座の第1グレード」を開始しました。

第1グレードを始めて2ヶ月弱ですが、全48回のうち、すでに21回目まで進んでいます。幼児能力開発講座は1週間1レッスンというカリキュラムで組まれているため、かなり早いペースです。

一番の理由は、やはり、「2才児のさんすう」「まず、この3つの能力を」を終えて取り組んだからでしょう。「2才児のさんすう」では、10までの数能力を育成できますし、「まず、この3つの能力を」では、幼児能力開発講座をスムーズに進めるための「指先」の能力を鍛えることが可能です。ちなみに2才児のさんすうから幼児能力開発講座の第1グレードに進む場合、3までの数能力が育成出来たら進むことをオススメされています。

娘の現時点での到達度(第1グレード比)は以下の通りです。

巧緻性図形知力数能力
◎:グレード以上、〇:適正、△:練習中

それぞれについて、詳しく紹介していきます。

巧緻性は難しいものにも挑戦

巧緻性(指先)は第1グレード内でもレベルが色々だと感じます。例えば、切り絵や絵描き歌は難しいですが、ぬり絵や運筆は簡単に感じます。

簡単なものはていねいに書いて完成度を高める方向の練習としています。

逆に切り絵は、ハサミや折り紙が大好きで工作を勝手に始めるような3歳児はギリギリついていけるかどうか、というレベルです。折り紙に書き写してから切るという手順を利用して、複雑だったら大きめに書き、出来ていても正確でなかったら後日再挑戦するなど、工夫しています。

絵描き歌も難しく、見本を見せても描こうとしないこともあります。無理せず、簡単な線を1本だけ書いてもらったり、過去の簡単な絵描き歌を一緒に描いたりします。

娘のリクエストに応えて、私が色々な絵描き歌を即興で作ることもあります。アンパンマンのリクエストが始まると、次の取り組みに移れなくなるので要注意です!

図形パズルは大好き

図形の名前は、正三角形・二等辺三角形・正方形・長方形・平行四辺形などを覚えてきました。図形パズルは第1グレードなので、色板トントンと天地パズルを行っていますが、程良いレベル感です。色板トントンは形を置くだけなら簡単ですが、最大5cmのピースを抑えながら1cmの釘を打つので、形の認識と巧緻性が同時に高められます。天地パズルはタングラムのようなものなので、大きなピースがから順に置く場所を考えています。

ピグマリオンに慣れてしまった後で、くもんのたんぐらむやこぐま会のパズルを出すと大きくてびっくりします。

知力プリントは簡単にこなす

ピグマリオンの知力(基本的知的能力)は三次元空間把握能力を指します。第1グレードでは大小・内外・長短・高低・上下・前後を意識させて土台を作ります。が、現時点では問題なく出来すぎていて、私が驚いています。特に、内外や前後はあまり意識させた記憶がないのですが、いつの間にか覚えていたようです。とはいえ、この先も順調とは限らないので、改めて意識して理解させるように、プリントの答え合わせは積み木を使いながら取り組んでいます。

数量感覚は第1グレード以上

3歳2ヶ月時点では、3までの合成分解(足し算・引き算)に加えて、数字を書くこともできます。5までの数を瞬時に認識することはおおよそできますが、合成分解は練習中です。そのためヌマーカステン等の具体物を使った取り組みでは5までの数の合成分解と10までの数を捉えることも取り入れています。

七田式プリントAは3/10冊目を進行中

七田式プリントAは初めて2ヶ月です。もじ・かず・ちえの3種類のプリントが各10冊あるうちの、3冊目を行っています。1冊あたり24回分なので、標準速度ですね。

「ちえ」は簡単なようで、いつも一瞬で終わらせてしまいますが、できることが楽しいに繋がっているのでこれでOKです。ちえプリントに限らずですが、物の名前が分からない場合は、図鑑や絵本と照らし合わせて語彙力を増やしています。

「もじ」は物の名前やひらがなの「読み」ですが、ひらがなに関しては単純にプリントに取り組むだけでは定着が悪いです。音と形を一致させるよう、プリントに物の名前を書きこんだり、お風呂ポスターや日常生活でもひらがなを取り入れてじっくり定着させています。間違えたプリントはコピーを再度、取り組ませています。

「かず」は七田式の問題そのままでなく、ピグマリオン風にアレンジします。たとえば、7個のものを数えさせる問題なら、3と4に分かれるように線を引き、まずは3と4を捉えて答えさせます。次にヌマーカステンで3と4の部屋をつくり、「3と4であわせて7」を見せながら、7であることを示しています。つまり、七田式の指示通りにイラストを指さしながら「1、2、3…」と数え上げることはさせていません。

同じように、かずプリント1ページ目にある数唱も行っていません。1冊目は10まで、10冊目では41~100まで書いてあり「毎日、数字を指さしながら読んで聞かせる」よう説明が付いています。わが家は数を塊でとらえることを優先させたいので、数字を見ながら読み上げる数唱は不要と考え、行わないことにしました。七田式に数え上げるならこのペースでも出来そうですが、数を本当に理解するには早すぎるペースかな、と感じます。

習慣として完全に定着させるのが課題

このように、各教材を娘に合うようにアレンジしながら使用しているので、比較的楽しく取り組めていると思います。しかしお勉強ブーム時の”起きて朝イチでピグマリオン”という生活には戻れていないので、習慣化が一番の課題です。

次回は習慣化できたとご報告ができるように、引き続き楽しい家庭学習を目指していきたいです。